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原題

標錯參

製作年度

1987

英題

To Err is Humane

製作国

香港

邦題

サモ&ケニー 人質に気をつけろ!

ビデオ題名 ポニーキャニオン
出演画像 TOERRISHUMANECAP1.PNG - 96,077BYTES 海報 TOERRISHUMANE.PNG - 57,949BYTES
武術指導 クレジット 洪金寶
監督 張堅庭 配役 主演
製作会社 寶禾影業有限公司 役名 肥丁
その他
出演

洪金寶 鍾鎮濤 王祖賢 陳友 午馬 唐麗球 吳家麗 梁珊 吳孟達
曹查理 梅欣 成奎安 成福安 陳佩珊 孟浪 楊斯

Story

 宝石店に勤める肥丁(洪金寶)は失敗ばかりのダメ社員。いつも上司にいじめられてばかり。今日も上司と社長夫人の周太(梁珊)と、夫人の弟で上司の周(曹查理)と一緒に取引先で商談をしていた。その帰り彼らは、強盗に襲われてしまう。大事には至らなかったが、肥丁の失態でダイヤを奪われてしまう。

 警察に届けに行くが、王幹探警部(陳友ン)から共犯扱いされ起訴されてしまう。しかも、それを証言しているのは肥丁の上司だと聞かされる。給料は殆んど上がらず、一生懸命してもただ権力者のおもちゃにされてるだけ。頭にきた肥丁は自分の会社の社長夫人を誘拐して80万ドルの身代金を要求しようとたくらむ。

 トイレで1人でそれをつぶやいていた肥丁の隣には、同僚の阿B(鍾鎮濤)がそれを聞いていた。彼は社員ではなく日雇いでデスクの仕事をしていた。しかし、彼も肥丁と同様に社上司からはコケにされていた。デスクに戻った彼は、ため息をつきながら昼食をとっていた。昨日は彼女の阿麗(吳家麗)に定職につけとたしなめられるし、今日も上司からクビにするぞと脅され、落ち込んでいた。そして、彼は肥丁の机に置いてあったメモを見つける。

 その頃、早退していた肥丁は社長の家に来ていた。運転手を、シンナーで眠らせ、屋敷の中へ入る。そして、計画を実行しようとするのだが、その場にいたのは社長の前妻の娘であり、アメリカ留学から帰国したばかりの祖兒(王祖賢)であった。そんなこととは知らず肥丁は、夫人と勘違いして祖兒を誘拐して行ってしまう。彼は果物売りを装い、リヤカーの中に彼女を隠し運んでいた。すると、丁度通っていたのが、不法販売の露店街だったため、警察がやってくる。彼も勘違いされ警察から追われてしまう。乗せていた果物をぶつけ警察ともみ合いながら何とか逃げ切り、人質を家に連れ込む。そして着替えるなり、すぐさま社長をゆすりに電話ボックスに向かう。

 そして、社長宅に「夫人は俺が預かっている。返して欲しかったら、身代金をよこせ。」と、得意げに電話するのであった。社長は「妻なら会社に居る。何かの間違いじゃないのか。」と言うが、何も気付いていない肥丁は「本当だ調べてみろ。また電話する。」と電話を切ってしまう。電話を終えた彼は、後ろから声をかけられる。聞き覚えのあるその声は、社長夫人であった。驚く彼は、「許してください。社長には言わないでください。」という。夫人は「昨日の強盗事件のことかと勘違いし、「くだらない冗談よ。社長には謝って置きなさい。」と言われる。話が食い違ってるのを不思議に思っていると、「早く仕事に行ゆわよ。」と言われ、夫人は車と客先へ出かける。

 肥丁は仕事を終え、帰宅途中「どうやって夫人が逃げ出せたのか考える。」そして、家に帰ると一本の電話がかかる。「お前が誘拐した社長夫人は、俺が預かっている。返して欲しかったら、身代金をよこせ。」と電話する。しかし肥丁は、「嘘付け。誘拐した人間は逃げちまったよ。」という。しかし、阿Bは「用具管なの中に靴がおいてあるだろ。」。確かに靴はあり、肥丁は家に侵入されて形跡を自覚する。「若くてかわいい女性だぞ。とぼけるな。」と言う阿Bに、はっと気がつく肥丁。「あんた、勘違いしてるよ。その社長夫人は中年女性だよ。」と言い返す。血相を変える阿B。「あんた、電話番号を間違えてんじゃないか。そんな女性はウチには居なかったよ」と、肥丁は罪を擦り付けて電話を切る。阿Bは、彼女が何者か確かめようとする。彼女を縛りつけ、身元を聞き出す。しかし、身代金の額も知らず、計画も崩れてしまった彼は戸惑う。

 その頃、誘拐されたのは娘であることに気付いた社長は王警部達を呼んでいた。高額の身代金だが何とか用意しようとする社長に、夫人は前妻の妻の娘のため、「そんなのは用意しなくていい。」と、怒る。心臓の悪い社長は体調を崩す。それを聞いていた王警部は、何か方法を考えようとする。

 困っていた阿Bは、朕の所に電話して、何とか関わりを持たせようとしていた。そこへ、阿Bの彼女の阿麗が尋ねてくる。サングラスを掛け、口をふさがれている祖兒を見て、誰だと言うが、阿Bは「彼女は盲目で、泥棒に襲われたところを助けた。彼女は今、パニックになっているんだ。かわいそうだから落ち着くまで介護しようと思う。」という。それを信じ込んで、阿麗は同情しながら帰っていく。その後、祖兒はおなかが痛いから医者を呼んでくれなど、いろいろ逃げる手を考えようとするが、阿Bは難なく切りかわし、売り最彼女を風呂場に閉じ込めてしまう。

 次の日、阿Bは最終手段に出る。実は、肥丁が彼女を運び出して家に連れ込む様子を写真で取っていたのだ。それを、会社に肥丁の元に送りつけ、電話して協力して事態の解決方法を考えろと言われる。ビビッた肥丁はそれに素直に応じようとする。しかし、その相手が阿Bであることは、肥丁はまだ知らなかった。そこへ、社長から呼び出しをくらう。「極秘の仕事を引き受けてくれ。起訴の話も無しにしてやる。そのうえ、五百ドルの報酬をやる。」といわれ、身代金受け渡しの役目を頼まれ、王警部の指示を仰ぐように言われる。それを、阿Bに相談するが「都合がいい話じゃないか。なんとかして金を手に入れる方法を考えだそう。」と言われる。

 肥丁は、阿Bの指示の元、身代金の受け渡し場所の遊園地に行く。そこへ、ラジコンのヘリコプターが来て、「それに金の入ったカバンを付けろ。」といわれる。その近くには、王警部達が潜んでいた。ヘリにカバンを引っ掛けるが、自分のスーツも引っかかってしまい、ヘリを墜落させ、金の受け渡しは失敗に終わる。社長夫妻には失望され、怒鳴り倒され、阿Bには呆れられてしまう。電話口で怒鳴り散らす阿Bは会社の中で電話していた。怒りながら壁を叩く横の部屋には謝っている肥丁がいた。電話から聞こえる壁を叩く音と音とドンドンとうるさい隣の壁の振動に気付き、肥丁は電話をで声をかけながら隣の部屋の窓を覗くと、そこには阿Bの姿があった。阿Bは肥丁にばれてしまう。しかし、こうなった以上協力し合うしか他に手がない2人であった。

 2人は阿Bの家に行き、祖兒に社長夫人や会社の横暴を話し、金を手に入れるため彼女にも協力させようとする。しかし、抵抗する彼女だった。一芝居打って、協力を促そうとするが無理だった。冷静に話をしようと彼女の目隠しをはずすが、2人は彼女に顔を知られないようにお面をかぶっていた。そのため、彼女は驚いて気を失ってしまう。どうしたものかと、2人はお面をかぶったまま町へ出てしまう。そこで不信人物と思われ、警察に連行される。すると、阿Bの家は火事になっていた。警察に「早く通報しろよ。」といって、隙を見て逃げ出し、阿Bの家に侵入し彼女を運び出す。しかたなく、2人は祖兒を肥丁の家に連れて行く。

 そして、彼女は協力し、カセットテープに自分の声でメッセージを録音する。2人は早速、社長宅に電話をする。しかし、身代金は3百万ドルに吊り上げていた。祖兒の声を聞くなり、補佐を起こす社長に代わり、夫人が電話にを変わる。しかし夫人は「彼女には一ドルくらいの価値しかない、迎えにも行かない。1ドルはやるから、バスにでも乗せて帰ってこさせろ。殺したければ殺せばいい。」と言って電話を切ってしまう。驚く2人は何度もかけなおそうとするが、何度かけても答えは同じであった。困り果てた2人は、時彼女にその話をする。継母に嫌われている事を知る彼女は、それを信じ落ち込む。2人はもう、あきらめて彼女を黙って帰らせようと考えていた。

 次の日、彼らは祖兒と朝食をとっていた。祖兒は何の危害も加える事無く、縛り付ける以外は何もしない彼らに、抵抗することもなくなっていた。そして、なんだかおとぼけで頼りない2人に、安心感が生まれかけていた。そこへ、新聞の記事が目に入る。それは尋ね人の記事だった。社長夫人は彼女がわがままを言って人芝居しているんだと決め付けて、部下にその記事を掲載させていた。もう、彼女を帰らせようと考えていた2人は喜ぶ。が、そこへ、王警部が尋ねてくる。警察である王警部はやはりあきらめられず、肥丁を疑っていた。祖兒と阿Bはすかざず肥丁のベランダにある、サンドバックの中に隠れる。王警部はそのサンドバックを殴りながら、いろいろと質問するのだった。あせる肥丁だったが、何とか質問を切りかわし、その場は逃げ切るのだった。

 その後もう一度、2人は社長宅に電話をしていた。電話に出るのはやはり夫人であったが、しかし、態度は一変しており「3百万ドル支払うので。そうか、娘を返して欲しい。大事な蒸すねだから4百でも5百万ドルでもかまわない。」と懇願するのだった。戸惑う2人だったが、金が手に入るならと、「警察には言ってないだろうな。なら、5百で手を打つ。」と再度受け渡し場所を伝えるのだった。実はそれは、王警部の作戦で、偽の金を用意して犯人をおびき出そうというたくらみであったのだ。金を受け渡す役は王警部自らが買って出ていた。しかし、2人も馬鹿ではなかった。王警部の行動を見張って、その計画を見破り、受けわら氏場所にはチンピラを張り込ませ、王警部は痛めつけられて帰ってくるのであった。

 結局、王警部の計画は失敗。そこでついに、王警部の上司である吳警視(吳孟達)が登場する。彼は王警部をしかりつけ、自ら事件の捜査に乗り込む。社長宅には2人から「騙そうとしたな。警察の顔は知ってるんだぞ。」との、電話が入っていた。そして新たな受け渡し場所を言う。その電話を録音し警視は、社員の中に犯人は居るんじゃないかと言い出す。集められた社員は並べられ、夫人と警視に事件に協力する事を依頼される。その中で選ばれたのは態度の悪い阿Bだった。

 受け渡し当日、阿Bは王警部と一緒に現場に来ていた。警視は車で張り込み、その様子をモニターで監視していた。そこへ、肥丁から電話が入る。「金の入ったカバンを電話ボックスの横にあるゴミ箱に入れろ。」と指示する。そして、カバンはそこに入れられ、全員緊張の中、それを撮りに来る人物を待つ。すると、近づいたホームレスが、そのゴミ箱をあさる。私服警官達はその男を捕まえる。が、彼は何も持っていなかった。実は、ゴミ箱はマンホールの上におかれていて、地下の配管へ落ちるようになっていたのだ。犯人を取り逃がした阿Bと王警部は警視に呆れられるが、阿Bは内心してやったりと思っていた。

 その後、肥丁と落ち合った阿Bは、怪しまれないように金を預けようと銀行に向かっていた。そこへ運悪く強盗が入り、金を奪われてしまう。あきらあめきれず、2人は強盗の後を追う。そこに、王警部がカバンを持って逃げている強盗の姿を見かける。2人は強盗を追いかけビルの中へ入っていく。バイクで引きずられようが、木で殴られようが執念に追いかけてくる肥丁に、強盗はビビる。

 そして、屋上に追い詰めるのだった。強盗は高所恐怖症で、金のために必死になっている肥丁は、そのビルの淵でバク転をしたり、踊ったりして見せて強盗を更にビビらせる。「見るのも恐いんだ。もうやめてくれ。命を大切にしろよ。」と、強盗は失禁し、気絶してしまう。肥丁は、強盗からカバンを奪おうとするが、そこに警官隊がやってくる。肥丁は、悔しながらも罪を強盗になすりつけ、警察にカバンを渡す。そこへ、王警部はやってくるが、呆れた警察隊に連れて行かれる。

 その後、結局2人は元通りの生活に戻ろうとしていた。会社の朝礼時、1人の女性が紹介される。祖兒だった。彼女はアメリカで経営を学んできて、これから会社の役員として加わるのだった。あせる2人だった。一人一人の社員に丁寧に自己紹介していく祖兒。阿Bの元へきて、握手をするなり驚く。祖兒はジ犯人の顔は知らないが、彼の手にほくろがあるのを見ていたのだ。戸惑う祖兒だったが、その場は何も言わず立ち去っていく。

 その後、もう一巻の終わりだと2人でつるんでいるところを祖兒は見かける。そして、その彼らの元に一本の電話が入る。二炉は、祖兒の部屋に呼び出される。出されたお茶を震えながら持ち、おびえている2人。彼女は得意げに話し始める。

 「私は、あなた達を警察に突き出すつもりはない。パパは、あなた達を認めて昇進させるといってるわ。2人とも私の直属部下として働いてもらうわ。肥丁は今行われている仕事のスーパーバイザーとして、阿Bは社員として営業を行ってもらうわ。しっかり、勉強してもらうわよ。」と言い渡すのであった。

出演画像TOERRISHUMANECAP2.PNG - 926,709BYTESTOERRISHUMANECAP3.PNG - 903,646BYTES
資料 演員クレジット
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ビデオ映像
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ビデオジャケット
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片名 綁錯票 台湾題
邦参標 韓国題
     
英題
片名
To Err is Human

 

 
 
     
備考 タイトル
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撮影風景
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