半斤八兩
1976
（日本公開版）
| 原題 |
半斤八兩 |
製作年度 |
1976 |
| 英題 | The Private Eyes | 製作国 | |
| 邦題 | Mr. Boo!ミスター・ブー | 劇場公開題 | 東宝東和 |
| クレジット画像 | |
海報 | |
| 武術指導 | 洪金寶 | クレジット | なし |
| 監督 | 許冠文 | 配役 | カメオ （日本公開版） |
| 製作会社 | 嘉禾影片公司 | 役名 | |
| その他 |
| 出演 |
許冠文 許冠傑 許冠英 趙雅芝 積琪耀漢 盧慧芝 石堅 朱牧 許冠武 陳任 張俊英 黎少芬 鄭少萍 梁舜燕 陳劍雲 高雄 解元 蕭欽芳 曾楚霖 |
| Story |
町の小さな探偵事務所を経営する黃若思（許冠文）。従業員は頼りない部下、雞泡元（許冠英）に、安月給ながらついてきてくれる優秀な秘書、積琪（趙雅芝）にみだった。 |
| 画像 |  |
| 資料 | 武術指導クレジット ＜洪金寶出演シーンについて＞ 洪金寶出演シーンについては『鬼馬雙星（日本劇場公開：1979年12月）』で記述した通り、本作の日本公開時（1979年2月）で挿入されている。公開順は前述のとおりであり、年代から考えると、洪金寶の名前は日本ではまだまだ有名ではなかったと思われるため、洪金寶だからというわけではないようだ。そのため、なぜ挿入されたかの理由が気になるところである。 その理由であるが当時の香港の新聞によると、台湾、シンガポールでの公開に差しあたって、一部、追剥のシーンなどが問題視され、それらの差し替え及び上映分数を増やす必要が出来たようだ。そのため、香港版での未使用シーンを含めた追加撮影及び、このシーンを挿入した台湾公開版が製作されたらしい。  （掲載の都合により掲載文の構図は一部変更してあります。） 日本劇場公開版もおそらくであるが、上述の問題を避けるために、このバージョンを基にしたものを使用したため（台湾版と日本公開版も内容は異なる）、洪金寶出演シーンが入っているものと思われる。そのため、一部のシーンのみ北京語である。 演員クレジットに修正が入っていないのは不明であるが、おそらく香港映画によくあるミスかとも思われる。 余談ではあるが、このバージョンはすでに1977年1月には追加撮影等を完了し、2月には上映されている。また、台湾で発売されている媒体には許冠英のシーンも含まれており、台湾劇場公開版とは異なった、更なる再編集版らしい。（台湾版は捜索中。） また、TV放映版（フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」）では、おそらく劇場公開版が放映されていると思われる。洪金寶出演シーンは許冠傑と許冠英がビルの搭屋で会話しているシーン（ここも香港版には無く、ここだけ北京語である。）に挿入されており、吹き替えは現行DVD収録の許冠傑（ビートたけし）、洪金寶（安西正弘）であった。『鬼馬雙星』のDVDには、許冠傑の声優（富山敬）が違うためか、吹き替え収録は無しである。 （TV放映版は録画を捜索中。） 出演の資料として、『肥龍過江』日本劇場公開時（1981年10月）のパンフレットには主な出演作に本作が挙げられている。  整理しておくと、劇場公開版は、 『鬼馬雙星』→（香港公開版：74年10月17日-11月14日） 「洪金寶出演シーン」含む 『半斤八兩』→（香港公開版：76年12月16日-01月14日） 「洪金寶出演シーン」無し 『鬼馬雙星』→（世界公開版：79年再上映） 「洪金寶出演シーン」無し 『半斤八兩』→（世界公開版：台湾、マレーシア、日本、etc.） 「洪金寶出演シーン」含む 現行で発売されている媒体の多くは、 『鬼馬雙星』→（世界公開版） ＋ 「削除シーン（洪金寶出演シーン：DVDのみ）」 『半斤八兩』→（香港公開版） であると思われる。そのため、どちらにも本編に洪金寶出演シーンは無い。 本作の日本劇場公開時のパンフレットには擬闘指導の記載のみで、演員についての詳細は無い。また、国内版ビデオ（株式会社ポニー）も一部確認したが、洪金寶出演シーンは収録されておらず、香港公開版であるとみられる。 |
| 片名 | 半斤八兩 | ||
| 英題 片名 |
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| 邦題 | |||
| 備考 | ・武術指導クレジット 日本劇場公開時パンフレット（擬闘指導として記載あり）国内版DVDジャケット  |
